Blog

Bambu Lab A1 mini 3Dプリンターを買ってみた|初心者が開封〜初プリントまでやってみた

ものづくり
3Dプリンタ
BambuLab
開封レビュー

3Dプリンタ未経験のエンジニアがBambu Lab A1 miniを購入。 開封・初期設定・初プリント・フィラメント選びまで初心者目線で詳しく解説します。

Bambu Lab A1 mini 3Dプリンター

● 3Dプリンタ未経験でも欲しくなるワクワク感

これまで3DプリンタやCADには一切触れてきませんでしたが、
最近YouTubeなどで3Dプリンタ関連の動画を見る機会が増え、

「これ、自分でもできたら絶対楽しいやつでは?」

と思い続けていた結果、ついに購入してしまいました。


● 購入した3Dプリンタ

初心者でも扱いやすそうな機種を調べた結果、
Bambu Lab A1 miniに決定しました。

Bambu Labは初心者でも扱いやすいことで有名で、
特に魅力的だったのが公式のモデル共有サイト👇

ここにある3Dモデルは、
選ぶだけでそのまま印刷できるという点が非常に魅力でした。

CADができなくても遊べるのは大きいです。


💰 購入価格

Amazonのセールで

  • 定価:約48,800円
  • セール価格:29,999円(約39%OFF)

で購入しました。

本当は複数色が使える「AMS Lite」付きが欲しかったのですが、
まずはお試しということで本体のみを選択しました。


🛠 一緒に購入したもの

3Dプリンタ本体以外にも、最低限以下を購入しました。

  • フィラメント(材料)
  • 変換プラグ(3ピン→2ピン)

使用フィラメント(今回購入)

  • PLA(黒)※純正を選択

👉 初心者は純正フィラメントがおすすめです


3Dプリンタ初心者が最初に理解しておくべき用語集

用語意味わかりやすい説明
フィラメント3Dプリンタの材料プリンタで使う「インク」のようなもの。PLAやPETGなど種類がある
ノズルフィラメントを押し出す部分材料を溶かして細く出す先端。詰まりやすい重要パーツ
ベッド(ビルドプレート)印刷する台造形物を作る土台。ここにくっつかないと失敗する
スライサー3Dデータを変換するソフト3Dモデルを「プリンタ用の命令(G-code)」に変換する
G-codeプリンタへの指示データ「ここに動け」「ここで出せ」などの命令が書かれている
レイヤー積み重ねる層3Dプリントは薄い層を何層も積み上げて作る
レイヤー高さ1層の厚さ数値が小さいほど綺麗だが時間がかかる
インフィル内部の詰まり具合中をどれくらい埋めるか(強度と軽さに影響)
サポート材支えになる構造空中に浮く部分を支える仮の土台。後で外す
ブリム周囲に広げる補助層ベッドから剥がれにくくするための「つば」
ラフト下に敷く土台モデルの下に土台を作ることで密着を良くする
反り(Warp)端が浮く現象温度差でベッドから浮いてしまう失敗の原因
ストリンギング糸引き現象ノズル移動中に糸のように材料が垂れる現象
リトラクション引き戻し動作フィラメントを少し戻して糸引きを防ぐ機能
ノズル温度ノズルの温度材料を溶かす温度。フィラメントごとに違う
ベッド温度台の温度造形物の定着を良くするために温める
冷却ファン冷やす装置出したフィラメントを固めるための風
キャリブレーション調整作業正しく印刷するための初期設定(高さや位置など)
Zオフセットノズルとベッドの距離近すぎても遠すぎても失敗する重要設定
オートレベリング自動高さ調整ベッドの高さを自動で測って調整してくれる機能
AMS Liteフィラメント供給装置複数のフィラメントを自動で切り替える装置(A1 mini対応)
スプールフィラメントの巻きフィラメントが巻かれているリール
乾燥(ドライ)湿気対策フィラメントは湿気を吸うので乾燥が重要

Bambu Lab A1 miniで使用できるフィラメントの種類

Bambu Lab A1 miniでは複数のフィラメントに対応していますが、
それぞれ特徴や扱いやすさが大きく異なります。

ここでは代表的なフィラメントとおすすめ度を解説します。


🟢 PLA(最もおすすめ)

特徴

  • 低温で印刷できる(約190〜220℃)
  • 反りにくく初心者向け
  • 匂いが少ない
  • 環境に優しい(植物由来)

メリット

  • とにかく失敗しにくい
  • 設定がシンプル
  • 初期設定のままで綺麗に出力できる

デメリット

  • 耐熱性が低い(夏の車内で変形することも)
  • 強度はそこまで高くない

👉 まずはこれ一択。最初の1ロールはPLAでOK


🔵 PETG(実用パーツ向け)

特徴

  • PLAより強度が高い
  • 耐熱性・耐水性がある
  • 少し柔軟性あり

メリット

  • 実用パーツに向いている
  • 割れにくい

デメリット

  • 糸引き(ストリンギング)が出やすい
  • PLAより少し難しい

👉 「実際に使うもの」を作りたいならPETG


🟡 TPU(柔らかい素材)

特徴

  • ゴムのように柔らかい
  • 弾力がある

メリット

  • スマホケースやクッション素材が作れる
  • 衝撃に強い

デメリット

  • 印刷が難しい(速度・設定調整が必要)
  • 初心者にはややハードル高い

👉 慣れてきたら挑戦する素材


🔴 PVA(サポート専用)

特徴

  • 水に溶ける特殊フィラメント
  • サポート材専用

メリット

  • 複雑な形状でも綺麗に仕上がる
  • サポートを水で除去できる

デメリット

  • 湿気に非常に弱い
  • 単体では使えない
  • コストが高い

👉 AMS Liteがある場合に真価を発揮


🎯 初心者におすすめの選び方

最初は以下の順番がおすすめです👇

  1. PLAで基本操作を覚える
  2. PETGで強度のあるものを作る
  3. TPUで応用に挑戦
  4. PVAは必要になったら使う

⚠️ 注意点(かなり重要)

  • フィラメントは湿気を吸う → 乾燥が超重要
  • 安価すぎるフィラメントは品質が不安定
  • メーカーごとに最適温度が違う

👉 迷ったら純正 or 有名メーカーを選ぶのが安全です


● 開封〜初期設定

実際に開封してセットアップしていきました。

⚠️ 最重要注意

いきなり電源を入れてはいけません

固定状態のままだと故障の原因になります。
必ず手順書通りに進めてください。


セットアップの流れ

  1. 同梱品の確認
  2. ロック解除(六角レンチ使用)
  3. ヒートベッド固定
  4. パーツ取り付け
  5. スプールホルダー設置
  6. 電源ON
  7. WiFi設定
  8. アプリ連携
  9. キャリブレーション

👉 基本的には説明書通りに進めればOKです


⚠️ WiFiでハマったポイント

  • 非公開SSIDが選択できない
  • 2.4GHzのみ対応

👉 自分はテザリングで回避しました


● 初回プリントやってみた

まずはSDカードに入っていたモデルでプリント開始。

操作はかなり簡単で、

  • モデル選択
  • スタート

だけで印刷が始まりました。


😳 初めて見た感想

  • 層を積み重ねて作る様子に感動
  • 内部が蜂の巣構造(インフィル)になっていて驚き

👉 見てるだけでも楽しい


● サンプルフィラメントの罠

ここでやらかしました。

サンプルフィラメントでは最後まで出力できません

途中でフィラメントが尽きてしまい、

  • アンロードできない
  • 新しいフィラメントが入らない
  • 中で詰まる

という地獄状態に…。


💡 対処方法(結果的に解決した方法)

  • 新しいフィラメントで押し出す
  • Poop(排出物)として外に出す
  • 黒フィラメントが出てくるまで繰り返す

👉 正解はわかりませんが、これで復旧しました


⚠️ 初心者への注意まとめ

  • サンプルフィラメントは途中で切れる
  • 最初から新品フィラメントを使うのがおすすめ
  • WiFiは2.4GHzが必要
  • 組み立て前に電源を入れない

● まとめ

今回、3Dプリンタ未経験の状態から
Bambu Lab A1 miniを触ってみた感想は…

「思っていたより圧倒的に簡単で楽しい」

でした。

特に良かった点👇

  • 初心者でも迷わない設計
  • モデルを選ぶだけで印刷できる
  • 自動調整(キャリブレーション)が優秀

一方で注意点👇

  • フィラメント管理が重要(湿気・残量)
  • WiFi周りは少しクセあり
  • サンプルフィラメントは罠

● 今後やってみたいこと

  • オリジナルモデル作成(CAD)
  • TPUで柔らかい素材に挑戦
  • AMS Liteで多色印刷

● 最後に

正直なところ、

もっと早く買えばよかった

と思いました。

「3Dプリンタは難しそう」と思っている方でも、
A1 miniならかなり気軽に始められると思います。

これから3Dプリンタを始める方の参考になれば嬉しいです。