はじめに
2026年3月に
AWS Certified Solutions Architect - Professional(SAP) を取得しました。
これまでAWS関連では、以下の資格を取得しています。
- AWS Certified Cloud Practitioner
- AWS Certified Solutions Architect - Associate
- AWS Certified Solutions Architect - Professional
- AWS Certified Developer - Associate(※2026年4月8日で失効予定)
AWS資格の中でも最難関クラスと言われるSAPですが、
取得後によく見かけるのが次のような意見です。
「AWS資格って意味ないのでは?」
本記事では、実際の取得者の視点から以下について解説します。
- AWS資格不要論は本当か
- SAPの難易度と価値
- おすすめな人・向いていない人
- 効率的な勉強方法
AWS SAPとは?
AWS SAPは正式には以下の資格です。
AWS Certified Solutions Architect - Professional
主に以下のような領域が問われます。
- 高可用性設計
- セキュリティ設計
- コスト最適化
- 大規模システム設計
いわゆる「アーキテクト」としての設計力が求められる資格です。
AWS SAPの難易度は?
結論としては、
AWS資格の中でもトップクラスに難易度が高い資格です。
ただし、適切な対策を行えば十分に合格可能です。
主な理由は以下の通りです。
- 問題文が長く、複数正解のように見える設問が多い
- サービス理解に加えて設計力が求められる
- 移行・マルチアカウント運用など、実務で触れにくい領域も出題される
一方で、
- 実務未経験でも合格している人は一定数存在する
- 模擬試験を通じてしっかり理解すれば対応可能
と感じました。
目安の難易度
- SAA(Associate) → 基礎
- SAP(Professional) → 実務+設計力
👉 SAAの延長ではなく、別の試験と考えた方が良いです
AWS資格は意味ない?
よく見かける意見としては以下があります。
- 実務経験の方が重要
- 資格は暗記で取れる
- 現場では役に立たない
これについての個人的な結論は、
必須ではないが、目的によっては有効
だと考えています。
AWS資格不要論についての考え
資格取得はあくまで手段であり、目的ではありません。
例えば以下のようなケースでは、必ずしも必要とは言えません。
- 会社で資格評価や手当がない場合
- 転職を考えていない場合
- 業務で十分な経験を積めている場合
また、AWS資格は国家資格とは異なり、
3年ごとに更新が必要です。
そのため、
必要なタイミングで必要な資格を取得する
というスタンスが合理的だと考えています。
資格よりも重要なこと
誤解してほしくないのは、
学習自体は非常に価値がある
という点です。
ただし、
- 「資格取得そのもの」をゴールにするのではなく
- 「理解・設計力向上」を目的とする
ことが重要です。
参考:AWS認定の学習ロードマップ
AWS公式でも学習パスが公開されています。
興味がある方は参考になると思います。
【最重要】おすすめ勉強方法
ここが一番差が出るポイントです。
① 模擬試験を徹底的に理解する
Udemy Businessが利用できたため、以下の講座を使用しました。
- AWS Solution Architect Professional(AWS-SAP-C02)演習テスト
- 作成者:Maruchin Tech
演習テストは5回分(各75問)あり、
これを理解できるまで繰り返し解くのが重要です。
理想としては3周程度行いたかったのですが、
時間の都合上すべては実施できませんでした。
② 生成AIで理解を深める
理解できない問題については、生成AIを活用しました。
具体的には、
- 問題文+選択肢をそのまま貼り付ける
- 解説を依頼する
という方法です。
無料版のChatGPTでも十分対応可能で、
1問ごとの理解を深めるのに非常に有効でした。
最後に
資格については、
最終的には個人の判断で取得するもの
だと考えています。
評価・給与・会社都合で取得するケースもありますが、
コストパフォーマンスという観点では慎重に判断すべきです。
では、なぜ今回取得したのか。
それは、漫画『アオアシ』の福田監督の言葉に影響を受けたためです。
「持っていない人が『いらない』と言うのと、
持っている人が『いらない』と言うのでは説得力が違う」
自分自身もその通りだと感じており、
後輩に説明する立場になったときに、
頭ごなしに否定したくないという思いがありました。
そのため、一度はしっかり経験しておこうと考え、取得しました。
なお、更新については現時点では未定です。
試験時間180分・75問は正直かなり大変でした。

少しでもこれから受験される方の参考になれば幸いです。